木傘神社

社 史

当社の社名について次のような伝説が記されている。日本武尊が東征の途次、当地で時ならぬ降雹に遭い大木の下でしのいでいたが、雹がいよいよ激しくなった。そこで木の下で雹除けの祈誓をすると、たちまちにして晴れ渡った。後に里人が尊を偲び、その大木の跡に一宇を祀り木傘明神と称したという。
また、当社の隣地に住み、明治期まで木傘山大泉院と称して、代々別当 を務めてきた井上家の口碑では、元々は応永年間(1394-1428) に、合戦で敗れた三兄弟が当地に土着し、そのうちの次男が修験となって 大泉院と名乗り、庵の南西に鬼門除けとして当社を創建した。やがて江戸 期に入ると、村の開発が進んで村民も増えたことから、当社が村鎮守と して祀られるようになったという。
本殿は弘化4年(1847)に建立されたものである。

ご祭神
日本武尊
アクセス
さいたま市緑区大字大崎3065番YAHOO地図より

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Photo

鳥居1鳥居2
手水舎手水鉢(文政10年とある)
稲荷社
本殿の彫刻

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