香取神社

社　　史

加藤五郎左衛門は、戦国期、岩槻の大田氏に仕えていたが、慶長年間（1596-1615）に当地に来て開拓を行った。これが、鎮座地である加藤の村の起こりで、当時代官を務めていた伊奈半十郎が開発者の氏名をもって村名にせよと命じたことに由来する。当社は、この開発の後、村の鎮守として祀られたものであるが、創建年代は明らかではない。
『風土記稿』によれば村内の神社は、当社のほかに天神社と水神社の2社があり、そのうち天神社は「社地に庵を立て、社守住せり」と載る。この天神社は、字後耕地701番地に鎮座していたが、政府の合祀政策に従って明治42年1月14日、村社であった当社に合祀した。

ご祭神

経津主命（ふつぬしのみこと）

アクセス

吉川市加藤720YAHOO地図より