八幡神社

社  史

鎮座地の大川戸は、寿永3年(1184)に源頼朝が伊勢の神宮に寄進した大川戸御厨の本拠であると伝えている。口碑及び「八幡宮香取宮両社縁起」(『埼玉叢書六』)によると、当社を創建した氏族は、大川戸を古くから開発した大河戸氏で、ここに香取神と八幡神の二柱を勧請したとある。
大河戸氏が二柱の神を勧請した経緯を考えると、まず、香取神については、大河戸氏の一族から下総守を務める者が出るなど、平安末期から下総国とゆかりがあったことから、同国の一の宮である香取神宮を崇敬し、当地に勧請したのであろう。
次に八幡神については、大河戸氏が源頼朝に寿永3年以降、大川戸御厨の支配を任せられていたことから、頼朝及びその父祖の信仰した八幡宮を勧請することにより、源家に忠誠を誓ったものと思われる。
『明細帳』によると、大正2年から3年にかけて字砂田・字諏訪原・曾根田・字新川通・字菱沼・字宿通・字築面・字神明の各地区から計14社が当社に合祀された。

ご祭神
擧田別命(におたわけのみこと)
経津主命(ふねつしのみこと)
須佐之男命(すさのおのみこと)
アクセス
松伏町大川戸2517YAHOO地図より

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