


地内にある成就院は、元和年間(1615-24)に真言宗の修行僧永誉の開創と伝えることから、江戸時代の初期には既に村落が形成されていたものと推測できる。当社の創建も、恐らくは、村の開発と相前後して行われたものと思われる。
神仏分離後、当社はこの成就院の管理を離れ、明治4年に村社となった。
当社は、この伊原の村に守り神として信仰されてきた社である。そのため、参詣者の祈願内容も様々であるが、古くから万のことに御利益があるといわれ、氏子は何事によらず、困ったことがあると当社に詣でて祈願したものであった。
境内には、猿田彦・八坂・天神・古峰・御嶽の五社の末社がある。その うち、猿田彦神社は、道六神社とも称し、明治四十五年に字横道から移転 したもので、昔から足の神・旅の神として信仰が厚く、足の病が良くなるようにと願って草鞋を奉納して祈願していく人が多い。
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| 鳥居 | 手水舎 |
|---|---|
| 手水鉢(昭和9年9月とある) | 本殿 |
| こまいぬ(平成2年12月とある) | |
| 力石 | 御嶽、古峯、天神、八坂、猿田彦社 |
| 道六神社 | |
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2009/04