鹿島神社

社  史

当社は、村の北部にある字東前の鎮守として祀られ、江戸期は西南西550mにある浄土宗林西寺別当を務めていた。由緒は既に忘れられているが、境内裏を流れる古利根川は、江戸期より近郷や江戸との舟運が盛んであった。
更に、船を舫い、荷を積み降ろすための小規模な河岸を当社近くに設けていたとも考えられ、船を舫うために水中に立てる杭を「かし」といい、かしのある場所を指す「かしま」が、常陸国一宮鹿島神宮の名の由来ともされることから、武神だけでなく、航海安全の神として信仰されてきたこの神を当地の関係者が勧請したことは想像するに難くない。
また、境内には船運関係者で結成されたと思われる当村の水神講中により、嘉永4年(1851)に建てられた「水神宮」の石祠がある。

ご祭神
武甕槌(たけみかづち)命
アクセス
越谷市平方489YAHOO地図より

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Photo

鳥居青面金剛、庚申塔、庚申塔
鳥居石碑2
普門品供養等石祠 水神宮
石碑1石祠

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2009/04