スポンサード リンク

ラジオ付電気蓄音機

 左の写真は、完了した写真で購入時(写真を撮るのを忘れていた)は化粧紙がはがれていてきれいにすることが難しいと判断し、すべてはがして塗装することにした。また、電源を入れてもラジオの音がわずかに聞こえるのとレコードの音も聞こえないので少しづつ修理をしていくことにする。

なお、改造・調整は自己責任の上で行ってください。

分解して中を確認する

真空管は見えるのは4本(12F、UZ42、6ZDH-3A、6WC5)で、電気はついていた。赤丸のコンデンサが怪しいと思われるので、塗装が終了後交換してみる。

化粧紙をはがす

すべての部品を外して化粧紙をはがした状態。(途中過程の写真を撮り忘れ)なお、塗装途中および終了時の写真も取り忘れている。塗料は和信ペイントの水性工芸うるし(藍色)を使用。

ピックアップを確認

ピックアップのカバーにナショナルの文字、テスターでコイルの抵抗を図ると断線している模様。コイルの手作りが必要そう。

電源コードの修理

電源ケーブルの本体挿し口メス側が破損していたので、試しにグルーガンで破損した部分を埋めてみた。今のところ問題は発生していない。

フロントパネル

フロントパネルは、100円ショップで買った布を張ってみた。右側にラジオのダイアルが付き左側にスピーカが付く。

ラジオのダイアルつまみが

ダイアルのつまみが折れてしまった、仕方がないので写真のようにアクリル板を張り付けて対処した。

修理開始

塗装が終了したので怪しいコンデンサ2個を交換したが、症状は変わらずなのですべてのコンデンサを交換した。ラジオで音が出るか確認すると出なかった。

原因がわからず、スピーカーについている出力トランスの入力側をテスタで調べたところ通電していない。これが原因なのかわからないが、東栄変成器(株)さんで出力トランスを購入して調べることにした。

左の写真赤丸が不良と思われるトランス。真ん中の写真は購入したトランスを接続して音が出るかを調べているところ、結果音が出るようになった。本体に取り付けてラジオで確認すると、音が出て受信も良好でした。

ピックアップの修理

ピックアップ用コイルを作成した。オヤイデ電気さん製のUEWポリウレタン銅線髷ネットワイヤー0.10mmを20m使用した。

モーター

モーターを念のため分解清掃をした。分解時の写真を取り忘れてしまいました。

完成

動作確認でレコードも音が出たので完成です。約半年かかりました。

再生動画

左側はレコード、右側はラジオになります。