
力石とは力仕事を人力に頼らざるを得なかった時代において、力くらべをしたり、体力を鍛えるために用いられた石である。
三ノ宮卯之助は江戸時代後期に、三野宮村(現在の越谷市大字三野宮)出身で、力石や米俵などの重量物を持ち上げる興行を行いながら全国各地を回り、日本一の力持ちといわれた人物である。興行先であったと考えられる神社などには、「三ノ宮卯之助」の銘が刻まれた力石が残されている。 越谷市内では越ヶ谷久伊豆神社に一個・三野宮香取神社に四個・三野宮向佐家に一個の計六個が確認されている。
久伊豆神社の力石には「奉納 天保2辛卯年(1831)4月吉日 50貫目三ノ宮卯之助持之本町會田権四郎」と刻まれており、卯之助が24歳の時に、50貫目(約190kg)の力石を持ち上げたとされる文字が刻まれている。
越谷市越ケ谷YAHOO地図より
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