清浄院開山塚

昭和52年1月25日指定:記念物(史跡)

浄土宗栄広山清浄院は応永21年(1414)賢真上人の開基といわれ、『新編武蔵風土記稿』には「古碑に嘉禄元年(1225)の文字見えたり是起立の人の碑ならんを云」とあり創建年代はつまびらかではない。本尊阿弥陀如来は恵心僧都の作。慶安元年(1648)には12石の寺領を賜わったと伝えられている。
この塚は開山塚と呼ばれ東西13.5メートル、南北13メートル、高さ1.8メートルのよく原形が保たれた円墳である。昭和49年発掘調査が行われ墳丘主体部から歯4本・銅銭1枚・鉄クギが出土し、死者が葬られていたことが明らかになった。被葬者が誰であったかどうかは全く不明であるが、室町期の史料がほとんどない越谷市にとって貴重なものである。

場 所

越谷市大松60YAHOO地図より

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