
六字名号板碑は、「南無阿弥陀仏」の文字が刻まれた供養板碑である。
一遍流の優雅な書体で、文和3年(1354)正月吉日の銘がある。高さ85cm、幅23cmで完全な形で残されている。
この種のものは浄土真宗や時宗系の称名念仏衆徒によって造立されることが多いといわれ、 宗教活動の一端をになうことができるとされている。なお、この板碑は武蔵七党のうち野与党の一族 大相模能高の後裔といわれる中村家に伝わるものである。
越谷市相模町5丁目桜堂墓地YAHOO地図より
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2011/05