承応二年庚申塔

昭和47年10月27日指定:有形文化財(考古資料)

庚申は10干12支の組合せによる庚申(かのえさる)の日で、60年あるいは60日ごとにめぐって来る。この日には特殊な禁忌を要求する信仰があった。古くは平安時代の貴族社会に見られ、室町期には民間信仰として一部の人々の間に山王信仰とも結びついて、「庚申供養」の塔を建てることが行われ出した。
承応二年庚申塔は、高さ126cm、幅42cmのもので「承応2年(1653)神無月(11月)吉日奉供養庚申二世安楽処」の銘とともに施主八人の名が刻まれている。
庚申塔はのちには青面金剛像塔が一般的になるが、江戸時代初期のものは板碑型の文字塔であ るのが特徴である。

場 所

越谷市大成町1-2254YAHOO地図より

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