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Windows10で使用していたが、アップデートのたびに遅くなっているような気がするのと、もう外へ持ち運びする事もないので約10年前にいじっていたLinuxを入れてみて使用感を知りたいと思い立った。
ASUS E202SA
CPU: INTEL Celeron® N3060 1.60 GHz
MEM:4GB
HDD:500GB
Windows10 HOME 64bit
HDDをSSDに交換する。
ADATA 120GBのSSDに交換した。無事BIOSで認識してくれたのでこのままインストールする。交換方法はNET上に出ているので参考にしてください。
NETで良さそうなLinuxOSを物色していると、LinuxMintが軽くて良いと評判だったのでMintを使てみることにした。本来はVine Linuxと思っていたのですが、久しぶりにホームページを閲覧したところ2021年5月4日にリリース終了の告知があったので諦めました。
OSのダウンロードはWindows10で行いました。NETで調べると最初にブート用メディアとしてUSBメモリーを使用するとあったので32GBを用意した。
Linux Mintのホームページからlinuxmint-20.3-cinnamon-64bit.isoをダウンロード。
次にブート用USBメモリーを作成する。ISOファイルからブート用USBメモリー作成ツールとしてbalenaEtcherを使った。このソフトは3ステップで簡単に作成できます。
作成したUSBメモリーをE202SAに差し込んで電源を入れます。するとあとは何もせずに起動しました。これでインストールが終了?以前のLinuxはインストールにいろいろ設定を聞いてきたはずなのに。
とりあえずシャットダウンしUSBメモリーを外して電源を入れるとBIOS画面が出てきた。インストールできていない。
NETで調べると最初はUSBメモリーで起動しただけでインストールは起動した画面にあるCDのアイコンをクリックしないと始まらないと分かり、再度USBメモリーでブートしCDのアイコンをクリック、インストールが始まった。
以前よく見た画面で設定を行い終了。設定方法はNET上にいろいろと出ているので参考にしてください。
無事インストールができました。念のため再起動してみたら、なんと起動の早いこと。
使い勝手とスピードはどうかと触ってみると、操作性はその昔のLinuxとは違ってWindows並になっているみたいだ。ちなみにLibreOfficeをクリックすると直ぐに立ち上がった。スピードも昔とは段違いになっている。
LibreOfficeの画面
WORDで作成した文章もファイルをダブルクリックすると直ぐに立ち上がった。
以前のE202SAでは考えられないスピードに驚いた。
FireFoxの画面
Linuxの標準ブラウザはFireFoxだが、ChromeやEdgeもインストールできるらしい。
Linux Mintにはアップデートマネージャーなる機能が付いていて、Windows10のようにソフトウェアのアップデートを自動で確認してアップデートがあると右下にあるアイコンにオレンジマークがつく。
わかりずらいが赤丸のところにオレンジマークが付いたらそこをクリックすると左の画面が出てくるので、[アップデートをインストール]をクリックするとアップデートが始まる。
昔はターミナルから、「apt-get update」「apt-get upgrade」のコマンドから行っていたが相当便利になっている。
カーネルのバージョンアップがあり、普通に[アップデートをインストール]をクリックしたがなぜかエラーが出てインストールが終了できない。強制再起動をしても同じ。
NETで調べるともしかしてと思われる事が載っていたので、試しに設定を変更したところインストールが終了できた。
原因はBootの"Secure Boot Control"が[Enabled]となっていた為で[Disabled]に変更した。
MicroSoftのVSCodeをインストールしてみる。Visual Studio Codeのホームページからダウンロードする。
上のVisual Studio Codeをクリックすると左の画面が表示されるので[今すぐダウンロード]をクリック。
左の画面にあるペンギンマークの下にある青四角の[.deb]をクリックするとダウンロードが始まる。ダウンロードが終了したら、ホームフォルダ内のダウンロードフォルダに「code_1.72.1_166426972_amd64.deb」がダウウンロードされている。ファイル名の数字はその時のバージョンと思われる。
インストール方法はターミナルで行うのか。ただ、「.deb」ファイルを見たことがないので試しに「code」ファイルを右クリックしたところ一覧表示の一番上に[GDebiパッケージインストーラーで開く]とあったのでこれを選択してみた。
すると左の画面が表示されたので、[パッケージをインストール]をクリックすると、パスワードを聞いてきたので入力し[認証する]をクリックした。
インストールが開始された。
無事インストールされました。
VSCodeを立ち上げたところ。
この方法で、ChromeとEdgeもインストールしました。
今のLinuxは使い勝手と操作性がその昔と比べて想像以上に良くなっているので驚いた。
起動の早さ、操作性が良くなっているので、今は文書作成をLibreOfficeで行っている。ただ、作成した文書を印刷できないと不便なのだが以前はプリンターのメーカーもドライバーはWindowsとMacしか用意されていなかったので、今も同様なのかCANONのホームページ(Linux対応状況)を確認すると今使用しているプリンター(PIXUS MG3530)が対応しているので試しにインストールをすることにした。
対応状況表のアドレスをクリックするとソフトウェアダウンロードが表示される、ステップ4まで行くとドライバーダウンロードにたどり着く。
OS選択が表示されWindows、Macの次にLinuxがあるので「Linux」をクリックする。
Linuxソフトウエア選択が表示され「PIXUS MG3530 IJ Printer Driver Ver. 4.00 for Linux」をクリックする。
ソフトウェアダウンロードメニューが表示され「debian HTTPダウンロードをクリックするとダウンロードが始まる。
ダウンロードフォルダーに「cnijfilter-mg3500series-4.00-1-deb.tar.gz」のファイルがダウンロードされている。
ファイルがtar.gzなのでターミナルでインストールをしなくてはいけないのか。
試しに右クリックすると一覧表示の一番上に[アーカイブマネージャーで開く]とあったのでこれを選択してみた。
ファイルを選択し、左上の展開をクリックした。
右下の展開をクリックした。
アーカイブの展開が終了した。
展開されたフォルダーが出来上がっていた。
次はインストールだが、フォルダーを開くと「install.sh」があった、以前はこのファイルをターミナルでコマンドを使ってインストールした記憶があるが、ターミナルを使わずにできないものかと思い、また右クリックをすると一覧表示の一番上に「開く」とあったのでクリックしてみた。
すると「"install.sh”を実行しますか?それとも内容を表示しますか?」とメッセージが出てきてそこに[端末で実行]ボタンがあったのでそれをクリック。
すると、端末が開いてパスワードを聞いてきたので入力。あとはインストールが始まった。
続いてプリンターの登録を聞いてくるので指示通りに数字を入れていけば終了する。
これで終了です。本当に簡単になりました。
Clavam(ClamTk)、FileZilla、VLCメディアプレイヤー、GPartedはSynapticパッケージマネージャを使ってインストールしました。
約10年前に比べて使いやすくなっているのと、E202SAがこれほど機敏に動くことに驚いている。これは、LinuxMintだからなのか分かりませんが今では重宝しています。特に文書作成はLibreOfficeを活用しています。また、文字フォントもWindowsからコピーして使用できるので助かります。
※フォントのコピー方法
Windows c:\Windows\Fontsを開いてコピーしたいファイルをUSBメモリー等にコピーします。
Mint側はファイルシステムを選択し、usr\local\share\fontsにUSBメモリー等に入っているファイルをコピーします。この時、fontsフォルダーを開くとき右クリックで「Rootとして開く」で開きます。そうしないとコピーができません。
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