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本サイトは、備忘録として作成したサイトです。
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以前LinuxMintをインストールして使用していたE202SをWindows10に戻してみたがやはりすぐに固まったりするため、軽いLinuxはないかと探していたらQ4OSが目に入った。Debian Linux をベースにしているのとデスクトップ環境は今まで聞いたことのなかったTrinityを採用しているので、使ってみようと思った。インストールして使用してみると軽やかに動いているのと、とても使いやすい。(個人の感想です)また、起動時と終了時が昔さわっていたLinuxと同じくコマンドが流れていくのが気に入っています。
インストール手順等を作成してみました。
インストールしたPCASUS E202SA(CPU:Celeron N3060、MEM:4GB、SSD:120GB)ASUS E200HA (CPU:ATOM x5-Z8350、MEM:4GB)
Panasonic SX3(CPU:Core i5。MEM:8GB、SSD:120GB)に変更。
[メモ]
E200HAが起動しなくなってしまいSX3にDesktopを選択してインストールをしたが、LibreOffice、Synaptic等がインストールされていなかった。"Software Center"を起動して"Desktop profiler"から(Full featured Desktop)をインストールしてみたが、途中で「error code:60」で止まってしまった。何回行っても同じエラーで止まってしまう。ネットで調べたがよくわからず。
翌日にUSBから再度インストールをしたところ、問題なくDesktopがインストールされた。
TDE デスクトップ画面(1)
TDE デスクトップ画面(2)メニューを開いたところ。
Q4OS ← ダウンロードサイド
今回は"Q4OS Aquarius、Trinity、ライブ - 64 ビット / x64 ... 1067 MBytes"を選択した。デフォルトは"Plasma"みたい。
ダウンロード後、インストール用USBメモリーを作成する。
いつものようにインストール用USB作成ツールはbalena Etcherを使用した。
作成したUSBメモリーからQ4OSを立ち上げる。立ち上げるときはBIOSをUSBから起動に変更します。(Windows10を使用していた為、BIOSのSecure BootをDisabledに設定した)
USBメモリーを起動すると最初に上の画面が表示される。この画面で[↓]Keyを押す。
「Localisation support >」が点灯し[→]Keyを押す。
「Japanese(ja)」を選択して「Enter」Keyを押す。このあと、LANの設定をし日本語のダウンロードをすると日本語が設定される。
USBメモリーから立ち上がった画面。左上に"install Q4OS"のアイコンがあるのでクリック。
Q4OS Aquarius インストーラーへようこそ画面が表示され、言語を選択する。(日本語設定となっている)
[次へ]をクリックする。
Linuxのインストーラーは共通なので途中は省略します。
Softwareのところで選択する画面が表示される。「Q4OS Desktop」「Q4OS Basic」「Q4OS Live」「Q4OS Pure」を選択しなくてはいけないので「Q4OS Desktop」を選択した。DesktopはLibreOffice等のアプリケーションを一緒にインストールしてくれる。
無事終了しました。再起動後、日本語表示と入力ができるかを確かめます。
インストール後、画面に表示されているアイコンや文字が大きい時があります。これを縮小する場合は、下記の通りに行います。
上の画像はアイコンと文字が少し大きめで表示されていますので小さくします。赤丸の「メニュー」をクリックします。
赤丸のコントロールセンターを選択します。
コントロールセンターの画面が表示されます。赤丸の「システム管理」を選択します。
システム管理の画面が表示されます。赤丸の「Screen scaling」を選択します。
左の画面が表示される。初期設定が1.20となっていた。(緑四角で囲んでいる)赤丸で囲んでいるスケールをマウスで左に持っていくと数値が下がっていく。右側の画面が最小にしたもの。(1.00)
1.00にした画面。
起動時に音が出ないように設定する。
赤丸の「メニュー」をクリックしてコントロールセンターを選択します。
赤丸の「サウンド&マルチメディア」を選択する。
赤丸の「システム通知」を選択する。
「TDE起動中」を選択する。赤丸のチェックを外し[OK]をクリックする。これで起動時の音が出なくなります。
LibreOffice Writerを起動する。
日本語で表示され日本語の入力もできた。標準でFcitx5が設定されいた。
「コントロールセンター」→「システム管理」を開くと「フォントインストーラ」を見つけた。
このアプリを使ってWindowsで使っているフォントが簡単にインストールできるか試してみる。
[フォントインストーラ]を起動すると上の画面が表示された、初めてなのでとりあえず[フォントを追加]をクリックする。
場所の選択する画面が出てきた、USBメモリーに入っているのでUSBメモリーを挿入して記憶メディアをクリックすると入れてあるファイル名が表示された。
フォントファイルをすべて選択して、[開く]をクリック。
成功のメッセージが表示されたので[OK]をクリック。
最初の画面にインストールしたいフォント名が表示された。[OK]をクリック。
LibreOfficeのWiterを起動しフォントを選択で"HG丸ゴシックM-PRO”が表示されたので選択して入力すると丸ゴシックが表示された。
FileZillaをインストールしてみる。
一般的なアプリケーションはSoftware Centreにある。メニューからInstall Application→Software Centreが起動する。この画面からFileZilllaを検索で探す。
FileZillaをダブルクリックする。
インストール画面が表示されるので、[Next]をクリックする。
Fast system checksが起動し[Install]をクリックする。
インストールが始まる。終了後[Next]をクリックする。
これでインストール終了。[Finish]をクリックする。
FileZillaにチェックがついた。
メニュー→Applications→アプリケーション→Accessories→インターネットの中にFileZillaがいるのでクリックすると起動した。
これで無事インストール終了。
Software Centerにないパッケージは、Debian系なのでSynapticパッケージマネジャからインストールできます。また、アップグレードもここで行います。[再読込]→[すべてアップグレード]をクリックしていきアップグレードがないときは、[適用]がグレーアウトになっている。あるときは[適用]がグレーからブッラクに変わるので、クリックするとアップグレードが開始される。
microsoft edge、Visual Studio CodeはSoftware Center、Synapticに登録されていないのでホームページからダウンロードしてインストールをします。ダウンロードするファイルは、「.deb」です。
ダウンロードしたファイルを「右クリック」→「アプリケーショで開く」→「QSI Installer」を選択。Setup wizard画面が表示されます。
[Next]→[Install]をクリックするとinstallが開始されます。
Progressbarが100%でwizardが終了し、[Next]→[Finish]でインストール終了です。これは使い勝手がいいです。
Microsoft Edgeが起動しました。同様にMicrosoft Visual studio Codeもインストールしました。
LinuxMintでwineをインストールして水魚堂さんの回路図作成ソフトbsch3vが使用できたのでQ4OSでも使いたいと思いwineをインストールする。wineはSoftWare Centreに無いので、Synapticから探す。
Synapticを起動し、wineで検索するとバージョンは8.0だった。これを選択してインストールした。一緒にwinetricksもインストールした。
あとはMint同様にwinecfgを立ち上げて、設定をしてホームフォルダの隠しファイル.wineフォルダーの中にあるdrive_cフォルダー直下にbsch3vを解凍しフォルダー名もわかりやすくkairoに変更しコピーした。
ターミナルプログラム(メニュー→Applications→アプリケーションにある)を起動し"wine c:kairo\\bsch3v.exe"と入力しEnterをMintの時と違ったエラーが出た。
次にwinetricksを起動して、”Select the default wineprefix”を選択して[OK]をクリック。
"Install a Windows Dll or component"を選択して[OK]をクリック。
"mfc140 -Visual C++"を選択して[OK]をクリック。これで先程のエラーは解消できるはず。あと日本語に対応できるようにフォントをインストールする。
"Serect the default wineprefix”を選択して[OK]をクリック後、”Install a font”を選択して[OK]をクリック。
"cjkfonts"を選択して[OK]をクリック。これで日本語フォントがインストールされる。
ターミナルから~$ wine c:kairo/bsch3v.exeを入力してEnterでbsch3vが起動しました。
WindowsのテキストエディターTeraPadも bsch3vと同じように.wineフォルダーのdrive_cフォルダー直下に解凍したフォルダーをコピーしてターミナルから実行すると起動した。
pythonで作った画像縮小ソフトを使うためにpip installをKonsoleから行ったところエラーになった。このソフトはドッラグアンドドロップを使っているので、"tkinterdnd2"が必要なためなのだが。
というエラーが出たので調べてみると、Ver3.11からは強制的に"venv"を使わないといけない仕様になっているみたいだ。このソフトを作成したのは3.10なのでコンソールからpip installが使えたのでまさかとは思ったが。
"venv"は仮想環境を作成するものらしい。今後はこの環境でpythonのソフトを作らなくてはいけないので環境を作ってみる。
Synapticから「python3.11-venv」をインストールする。
Konsoleを立ち上げて
新しいフォルダ名はvenvの環境を入れておくところなので、今回はソフトを入れているフォルダ(python)の中に"venv"というフォル名にして作成した。これで準備ができたはず。
次に仮想環境をアクティブにする。
とコンソールには表示された。pip install tkinterdnd2を実行したところインストールができ、そのままソフトを起動しファイルをドラックアンドドロップで縮小できた。
ソフトを作っているエディターはVSCODEなのでこれも環境を作ることができるのか調査したところできることがわかったのでvenv環境を作ることにする。
VSCODEを立ち上げて、「表示」→「コマンドパレット」→「python:インタープリター」を選択をクリック。検索でpythonと入力し探したほうが早く見つかる。
"python 3.11.x(新しいフォルダ名:venv) おすすめ"があるのでこれを選択する。新しいフォルダ名は今回/python/venvです。
これでVSCODEの設定は終了。F5の実行でもソフトは動作しました。
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