仕様 | |
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レンズ | ROKKOR 45mm f=2.8 |
シャッター速度 | B,1~1/400 OPTIPER MXV |
視野率 | - |
露出制御 | 手動 |
ASA | - |
電池 | - |
大きさ・重さ | 幅 132mm、高さ 86mm、厚さ 65mm、重さ 620g |
発売年 | 1956年11月 |
発売価格 | 20,100円 |
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国内で販売されていたA-2のシャッターはCITIZEN製だが、このA-2はOPTIPER製になっている。もしかすると、輸出仕様? シャッターダイアルが上部についている。
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フイルムを巻き上げるが、シャッターがおりない。また、巻き上げもロックがきかず何回でも巻上げができてしまう。また、距離計二重像がはっきり見えない。で分解してみる。
分解・組み立て・調整は自己責任の上で行ってください。
まずは、軍幹部はずしてみる。巻き上げレバーをはずす。仕組みがぜんまいみたいになっているので、取り付け時に注意が必要。巻き戻しレバーをはずし、左右のネジと背面のネジを外せば軍幹内部が出てくる。
二重像を作る部分がプリズムを使っている。(すごい)
ハーフミラーを見るとミラーではなく普通のガラスと化している。ハーフミラーらしくしないといけない。
以前購入していた自動車の窓に貼るスモークフィルムを貼ってみる。(Range Finderさんを参考にしてます。)左が貼る前、右が貼った後
のぞいてみると、二重像がはっきり見える。ただし、フィルムがスモークタイプの黒っぽい色なので、二重像も黒っぽく(濃い青)で見える。ミラータイプでだと本来の色で見えるかもしれないが、今はミラーフィルム自体販売しているのか不明。近くのホームセンターでは販売していなかった。
先日オートバックスに行ったときに、マジックミラー(シルバー)透過率16%なるものを見つけた。早速購入して、張替えてみた。結果は、良好でやはりハーフミラーでないとよろしくないみたい。
張替え後の写真。
次に、巻き上げレバーがロックしないのと、シャッターが押せない。軍幹部を確認したが関係なさそうなので、底蓋を開けてみる。開ける時は、カウンター側のネジと写真のところにネジが隠れている。隠れているネジは3本なので、黒いカバーを外さないと取れない。
底蓋を外して、何度か巻き上げレバーを回して確認をしていると赤丸で囲っているレバーの形がおかしいのではと思い外すことにする。
特に青矢印の部分。
外してみると、やはり曲がっていたのでペンチで直角に直してみたが、今にも取れそうなのでロウ付けを試みたが、なぜかロウが接着しない。そのため、写真では黒くなっている。
板金用はんだ付けを試みた、うまく付いてくれた。
下の写真。
加工したレバーを取り付けて、巻き上げレバーを回すと見事にカムの溝に入り、シャッターを押すことができました。
この写真は、Hp製フイルムスキャナ(PhotoSmartS20)で、デジタル化しました。
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