スポンサード リンク

AKAI GXC-46D

 AKAIの40Dの上位機種がほしくなり懲りもせずヤフオクで購入。自宅に到着後すぐに点検作業を行う。再生をするとすぐに止まってしまう。4040Aと症状が同じなので分解をしてみる。

なお、改造・調整は自己責任の上で行ってください。

再生時すぐ止まってしまう

40Dもそうだったが、昔の方法で60Hzと50Hzの切り替えを手動で行う。今回、60Hzにセットされていた、うちは50Hzなので、スイッチを50Hzに切り替えてベルトを50Hz側のプーリーに付け替える。これで、カセットを再生してみる。止まる事はなくなったが音がこもっている。これはテープ走行用のローラーと思い点検してみる。
写真右下が切り替えのスイッチ、真ん中がプーリー。

音がこもる

テープ走行用のローラーを見てみると写真のように表面はてかてかで横はいぼができているみたいになっている。とりあえずはずしてローラーの表面をアルコールを使ってごしごし磨いてみた。磨いていくうちに形が丸ではなく少し歪になってきたが、気にせず取り付けて再生をしてみた。音のこもりは直った。

40Dのローラーと交換する

40Dのローラーを見てみると46Dと同じ大きさで構造になっている。
左の写真。
上が40Dで下が46Dのローラー
この際なのでローラーを交換した。音はよりよくなった感じ。40Dごめんなさい。
後は各部にCRC556を綿棒を使って注油。

モーターより異音

メインのモーターより異音がしている。はずしてみると内側にある筒状のものが外れている。何をやってもうまく付かない。もしかすると、40Dのモーターが同じかもと思いはずしてみると型番が同じなので付け替えを試みる。

赤矢印の筒が外れていた。

左が46Dのモーター、右が40Dのモーター
取替え後、電源を入れてみるとすごく静かになったが。

メーターの電気が片方つかない

再度、カバーをはずして確認すると左の写真のとおり、ランプが割れている。モーターを交換するのに一生懸命になりすぎた。ほかに注意をしなかった。直しているのか壊しているのか。このランプは、もう販売はしていないと考え、とりあえず電圧を測ると、なんと交流3Vで直流ではない。
今ある白色LEDを使って代替とする方向で考える

左の写真はダイオードを取り付けて交流を直流にする。次に右の写真のように白色LEDを取り付ける。
果たしてうまくつくのだろうか。

POWER ONでLEDが点灯した。ちかちかするが、ダイオードを1個しか使っていないためと思われる。メータを取り付けた写真(右)