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ONKYO A-922M

 ONKYO A-922MはONKYO INTEC275シリーズのコンポらしい。症状は、セレクタが勝手に動く。たしかに電源を入れると右側のセレクタが勝手に動いている。ネットで調べると結構この手の故障は多いみたいでいろいろと出ている。セレクタのスイッチ清掃でなおるみたい。

発売年1996年6月1日
発売価格53,000円
出力43Wx43W 8Ω
寸法幅275x高さ118x奥行336
重量7.0kg
リモコンRC-319S

なお、改造・調整は自己責任の上で行ってください。

セレクタスイッチを外す


セレクタスイッチを外すため、分解作業に入る。真ん中の写真がセレクタスイッチ。これを基板から外す。外したのが右。

セレクタスイッチ分解清掃


まずは、スイッチを分解する。中の接点はなるほど汚い、この接点をきれいに磨く。接点をアルコールで磨いただけでテストをすると同じ症状だった。2回目は右の写真のようにプラモデル用の研磨剤を使ってしこしこと光り輝くまで研磨した。そして、テストをすると直った。

スピーカーをつなげて音出しをしたら

音出しをしようとスピーカーをつなげて電源オン、左のスピーカーからバリバリガサガサとものすごい雑音、これは以前SONY TA-3650と同じ症状ではないか、即座にスイッチオフ、スピーカーが壊れたら大変。この現象は、今までの経験でアンプ部のトランジスタがいかれている。再度、中を点検すると左右対称ではない。毎回行っている右と左交換しながら悪いところを見つける方法が取れないので、トランジスタを一通り購入してから修理に望む。

基板を外し、トランジスタを交換


すべてが分解できず、とりあえず背面が見えるとこまで来たので、トランジスタがあると思われる場所を見るとハンダの量が少ない、特にトランジスタ部分。まさか、再度ハンダ付をすれば直るのか。

半田付けをし直す


あまりきれいではないが、はんだ付けをした。
これで再度組み立てて、スピーカーをつなげ電源オン。「雑音が消えた。」せっかく購入したトランジスタが。現在、音出し中です。

やはり


数週間後、左側から「ぼそぼそ・ばりばり・がさがさ」と音が鳴り出した。アンプ部のトランジスタを全部交換した。
今のところ音はしない。気のせいか以前より音がよくなった気がする。

写真


EIコアトランス、ONKYOオリジナルブルーコンデンサ50V6800uF forHiFiと印刷されている(ELNA製)、普通の電解コンデンサはnichiconVX、パワートランジスタはTOSHIBAの2SC5198・2SA1941を使っている。


リモコン RC-319S