外観(カバーを開けた状態)
アンプ部の写真をよく見ると基板を上下がほぼ対称になっている。上がRIGHTのライン、下がLEFTのラインとなっているので、今までの様にがむしゃら交換するのではなく右側のトランジスタから上下を交換してみる。もし駄目なトランジスタにあたればバリバリガサガサは右側から聞こえてくるはず。(時間はかかるが)
トランジスタを入れ替えてみる
赤丸をしてあるのがトランジスタ。上下対称になっている。もし、販売していないトランジスタが壊れていたらその場で終了。
- 使用されてるトランジスタ
- 2SC1335 販売している。
- 2SC945 販売している。
- 2SC815 不明。
- 2SC853(放熱板つき) 不明、代替品として2SC1627が使えるらしい。
- 2SA545(放熱板つき) 販売している。
トランジスタの足が黒いのは削ってきれいにしてつける
左の写真のように黒ずんでいる足は削ってきれいにして再度ハンダ付けを行う。これで直る可能性もある。
ひとつずつ入れ替えるのは時間がかかり大変な作業。なかなか元凶にたどり着かない。
最後の1つ、2SA545(写真の羽が付いているトランジスタ)を入れ替えた。バリバリガサガサが右側のスピーカーから聞こえてきた。最後に元凶を発見するとは。
2SA545は若松通商で販売していたので、2個購入。念のため左右とも交換した。販売しているトランジスタでよかった。
トランジスタの価格は1個84円
音だしをする。
電源を投入するとバリバリガリガリ音がしなくなった、CDで音楽を流したがバリバリガサガサ音はスピーカーからしなかった。音は低音重視なのか結構ベースの音がはっきり聞こえる、個人的にはこの方がいい。コンデンサの交換も考えたが、交換によって音が変わってしまうのもいやなのでこのままにした。
